定期試験対策
みなさん、こんにちは。
利尻町公営塾では、今週から定期試験対策を行っています。
普段なかなか来ない生徒も、この期間だけは、みんな駆け付けてきます。
やはりテスト前だけだと、やれることにも限りがあるけど、何もやらないよりはマシか。笑
そして、高校生たちの要望にお応えして、私たちも3連休を返上して、塾を開けています。
なかなか頭を使うことを嫌がる生徒たちですが、少しでも暗記に頼ることのない指導を心がけています。
例えば、物理を教えるときには、W=Fxと必死に記号を暗記している高校生たちに、仕事とは何か、力とは何か、どのような現象が起きているかを理解させるように意識しています。
さて、高校の定期テストの問題を見ていると、中には殆ど暗記で回答させるような問題も多いように感じます。
一般的に、勉強が得意でない子供たちには、理解よりも暗記をさせがちですが、これは指導する側の「逃げ」だと思います。残念ながら、進学校ではなく、学力の低い高校には、そういう教え方をせざるを得ないのも事実です。しかしながら、子どもたちは暗記をさせられると、ますます勉強はつまらない、面倒なものになり、さらに勉強がきらいになり、最終的には、考えることを放棄するようになります。
簡単ではないし、時間のかかることではありますが、教える側は、子供たちに理解をさせるために、もっともっと努力していかなければならないと感じています。最初から、きっと彼らには理解できないだろと諦めるのではなく、前の単元や前の学年に立ち返ってあげたり、抽象的なことは具体的にしてあげることも大切だと思います。
私が、学生時代からずっと思っていたことだけど、勉強を面白く感じない場合における殆どの原因は、教える側にあると思います。魅力的な授業をしていれば、子供たちの興味を引き出せていたかもしれないことも、魅力的ではない授業をすることで、子供の興味や可能性を奪ってしまう可能性があります。
そうならないように、私たち教える側は、もっと努力していかなければならないと感じています。
さてさて、今後も定期的にご覧いただけたら嬉しいです(>ω<)
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