【第6回 『まなcafé Lab』! 】


こんにちは!

先週末、9月22日(日)に、第6回『まなcafé Lab』(通称、まなラボ)を実施したので、そのご報告をさせていただきます!

まなラボとは、「学力の三要素」に基づき、社会で自立的に活動していくために必要な力をつけるための活動です。

※ 学力の三要素:【知識・技能】【思考力・判断力・表現力】【主体性・多様性・協働性】



今回は、「世の中の課題を知る」ということを目的に、以下の2つのステップで進めていきました(^^)


STEP 1:「社会問題見えるカルタ」を使ってゲームをする(様々な社会問題を知る)

STEP 2:一つの社会問題に着目し、A4用紙1枚にその問題をまとめる


STEP 1では、「社会問題見えるカルタ」というカルタを使って、ゲームをしました

このカルタは、読み札・取り札に様々な社会問題を取り上げており、カルタで遊ぶことによって多くの社会問題を知ることができるという学習教材型カルタです。

取り札の裏には社会問題の簡単な説明が載っており、QRコードを読み込むと、WEB上でさらに詳しい内容を知ることができるようになっています。

読み上げられた札を取ったら、なぜそれが問題となっているのかその問題の背景には何があるのか、などを説明しなければならないルールとしました。

生徒も大人も、取った札に書かれた問題に毎回しっかり向き合って、それぞれの考えを話し、聴き合う時間ができました(≧▽≦)


STEP 2では、カルタで知った社会問題の中から、最も関心を持った社会問題を一つだけ選び、その社会問題をA4用紙1枚にまとめてもらいました。

生徒は「情報を収集する」「情報を整理する」「自分の考えを言語化する」「プレゼンする」などの能力を試されました。50分という時間では足りないくらい、生徒が資料作りに集中して取り組んでくれて、スタッフは感心してしまいました(*^^*)


今回は参加生徒が1名と少し寂しい回になりましたが、参加してくれた生徒の社会問題への関心が高く、内容の濃いまなラボとなりました(>ω<)

また、まなcaféで生徒にPCソフト(Microsoft Word)を使って資料作成をしてもらうことは初めてだったのですが、操作などにつまづくことなく、内容も予想以上によくまとめられており、今の高校生はパソコンに慣れているなぁと改めて思いました(笑)


社会問題に関心のある高校生は、利尻には少ない印象ですが、せめてどんな社会問題があるか、ある程度知っている状態にはなってほしいなと思います。

将来、誰もが社会問題を解決するための仕事をしなければならないとは思いませんが、世の中の問題を知っていることで、日常の小さな問題に気づき、改善のため行動できることがあると思います。また、社会全体の問題を解決しようと立ち上がる団体や個人が、より多くの人から援助を受けられるような社会になっていくためには、多くの人が世の中の問題を知っていることが必要です。

社会問題について、知る機会、考える機会を、今後も提供していきたいと思います。



今回のまなラボでは、どんな社会問題があるかという事について着目しました(*'ω'*)

今後は、「どうしたらその社会問題を解決できるのか」ということについて、まなラボで生徒に取り組んでもらう予定です\(^o^)/


またご報告させていただくので、定期的にご覧いただけたら嬉しいです(#^^#)

利尻町公営塾 まなびcafé Ri-shi

利尻島は、北海道の北部、日本海に浮かぶ島です。 利尻島には、かつて2万人以上の人々が住んでいましたが、 現在は4,500人まで人口が減少しています。 『まなびcafé Ri-shi』はこの島の高校生を支援するため、 2018年6月に公式オープンした公営塾です。 都市部の高校生があたりまえに通っている塾などがないこの島で、 高校生1人1人の可能性を最大化できるよう支援しています。

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